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八朔(はっさく)
上門農園の『八朔』  『八朔』はその実が文旦(ぶんたん)に似ていることから、文旦の雑種ではないかと言われています。『八朔』とは旧暦の8月1日のこと。(「朔」は「ついたち」と読みます。カレンダーにも書いてあります。) 現在の9月中旬頃に食べられるということでこの名前が付いたらしいのですが、実際には2月からがんばっても5月くらいまで。どうしてこの名前になったのかナゾとされています。
 上門農園の八朔畑は2008年現在、1町6反(甲子園のグランド1.6倍)あります。畑の場所は何箇所かあって、現在2通りの作り方をしています。

【早生・普通八朔】 出荷は2月初め頃〜
・12月末に収穫。槌熟させ酸切れを待って出荷。
・5月と6月の年2回のみの防除。その後農薬は使用せず。当地比でも半分以下の農薬使用。

【木成り八朔】 出荷は3月上旬頃〜
・出荷直前まで木成り完熟させる。
 (これは、特に日当たりの良い畑にしかできません。)
・年に4回の防除。当地比7割程度。

若大将と八朔の畑
みかん農家7代目。栽培担当の上門孝年。
 
 また、ナギナタガヤによる草生栽培(敷きワラ状になって雑草を抑制する。ここも参照)を行っており、除草剤は使用していません。雑草の多いところは草刈機で対応しています。

 もちろん、今でもこれからも収穫後の防腐剤・ワックス・ヘタ落ち防止剤は使用しません。(だから外皮の利用も安心ですね)

 八朔のこれからというあたりでは、全ての八朔畑を年2回の防除で対応するのが目標です。(超減農薬八朔) 木成り八朔はかなり長い期間樹上にいますので、なかなか難しいです。

 

 八朔はデコポンなどの出現で、今ではマイナーな柑橘になってしまいましたが、上門農園ではさらに美味しく、地球にも人にもやさしい八朔を作り続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。m(__)m
八朔収穫中の若大将!!八朔収穫中の7代目。さすが早い!!
ナギナタガヤによる草生栽培
ナギナタガヤによる草生栽培の様子。
写真は7月というのに、よく雑草を抑えています。
   
雑草に負けたナギナタガヤ。
でもナギナタガヤの生育が悪かった場所では、
みごとに雑草に負けています。トホホ・・・・
   
摘果作業中のMARUさん!!
暑い中、摘果作業中のMARUさん。
恥ずかしがってこっちを向いてくれません。
   
照れ屋のYUJI。
同じく若干19歳のYUJI。
田舎の人間は照れ屋が多いのです。
   
*********八朔の まめ知識**********
南向きの斜面に作られた八朔の段々畑。
南向きの斜面に作られた段々畑。
ここは3月上旬頃まで木成りで完熟させます。
写真は収穫直前の八朔畑。
高血圧の予防に効果を発揮!!
 八朔のほのかな苦味成分は、高血圧に効果があるとされるナリンギンで、ビタミンPの一種です。

もちろんビタミンCもたっぷり!!
 100g中40mgも含まれているので、丸ごと1個食べれば、1日に必要なビタミンCの量を摂取できます。

活性酸素を抑制!!
 さわやかな香りは外皮に含まれるオーラプテンという成分。この成分が、カラダの悪玉である活性酸素を抑制する働きがあります。ミキサーやすり鉢で粉末状にして、料理の香り付けなどにいかがでしょうか。上門農園の八朔は、収穫後の防腐剤・ワックス・ヘタ落ち防止剤などは使用してないので、外皮も安心して利用できます。

  


2008年度産の八朔収穫の様子などはこちらからどうぞ!!

2007年度産の八朔収穫の様子などはこちらからどうぞ!!

2006年度産の八朔収穫の様子などはこちらからどうぞ!!

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